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施工事例
天理市で雨漏りのため土葺き和瓦屋根を片面のみ乾式工法で葺き直し

工事のきっかけ

雨漏りがきっかけで連絡させてもらいました。いくつかの業者さんに連絡させてもらいましたが、いずれも日程の調整がうまくいかず、すぐに来てくれるところがありませんでした。街の屋根やさんは、その日のうちに駆けつけてくれたことで印象が良かったです。こちらの希望もよく聞き入れてくれましたので、ココに決めました。

天理市屋根葺き直し,雨漏り修理

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根葺き直し,雨漏り修理

施工期間: 4日間

使用材料: 構造用合板　改質アスファルトルーフィング

築年数: 築40年

保証年数: 10年

工事費用: 80万円

建坪: 20坪

天理市で土葺き和瓦屋根のお客様より、雨漏りSOSの連絡をいただきました。

いくつもの業者さんを回りまわって、街の屋根やさん奈良店を見つけてくださいました。

雨漏り補修とともに、和瓦屋根のメンテナンスもさせていただくことになり、雨漏りしていた屋根面の葺き直しと、乾式工法による施工をさせていただきます。

土葺き和瓦屋根の耐震性にも不安を持たれている状況で、思い切って下地からメンテナンスしていただくことになりました。

街の屋根やさん奈良店を選んでいただいたからには、しっかり気合を入れて工事させていただきます。

よろしくお願いいたします。

雨漏りしている屋根に上がりました

雨漏りがきっかけで葺き直しをさせていただくことになりました。

近年に起こる地震により、瓦屋根が壊れる事例が多数出てきており、今回のお客様も自然災害に対する不安をお持ちでいらっしゃいました。

そんなことも考えての補修メンテナンスになります。

世間の風潮では、南海トラフ地震についての恐ろしい予測が立てられている実情ですから、心配するのも無理はないと思います。

瓦を剥がしていきます

工事の段取りとして、軒先から作業を進めていきます。

まずは軒先部分の瓦を剥がしていき、野地板とルーフィングまでを作ってしまいます。

足場を先に確保してしまう作戦です。

瓦が半面すべて剥がすことができました。

下地の状態は、ルーフィングの状態が隙間が沢山出来ていて、雨漏りが起きてしまったのも仕方がないように思えます。

野地板を重ね張りしていきます

古い下地の上に重ねるように、野地板を張らせていただきました。

構造用合板を隙間を詰めて設置することで、より強度の増した屋根へと変貌していきます。

野地板が張れましたら、新たにゴムアスルーフィングを設置して行きます。

屋根の下地はまだまだこれで終わりではありません。

瓦を固定するために、葺き土ではなく瓦桟と呼ばれる桟木取り付けさせていただきました。

土を取り除いて瓦を固定するのが乾式工法です。

瓦をすべて葺き直しすることができました。外見的にはあまり変化はないように見られますが、まず第一に下地の状態が全くといっていいほど違います。新しくしたのは勿論ですが、土は一切ありません。

下地を増し張りして補強し、ルーフィングを張り直したわけですから、工事前とは比にならないほど水に強くなっています。また、瓦をしっかりと瓦桟に釘で固定していますので、屋根材の下は通気性が確保されています。

瓦の並びも、一旦すべてをほどいて組み直ししていますので綺麗に整頓されています。瓦を葺き直すことで、大きくゆがんでいた部分は解消され、瓦材本来の性能をフルに発揮してくれることでしょう。乾式工法による葺き直し工事の完成です！任せていただきまして、本当にありがとうございました。ご主人さまの大喜びの笑顔が、我々の明日への活力になりました。今後とも街の屋根やさん奈良店をよろしくお願いいたします！