奈良県安堵町で防水紙(ルーフィング)を貼っていきます
奈良県安堵町で老朽化したスレート屋根の葺き替え工事の続きです。
防水紙(ルーフィング)を貼っていきます。
ルーフィングの中で、板紙にアスファルトを染み込ませて、その両面に鉱物質の粉末を付着させたものをアスファルトルーフィングと呼びます。
今回使用する改質アスファルトルーフィングはアスファルトルーフィングより高性能で温度変化に強く、破れにくいという特徴があります。
屋根が重なっている部分は屋根の形に合わせてカットしていきます。
端もきっちりと合わせてキレイに貼れました。
隙間なく丁寧に貼ることが大切です。
雨仕舞いとはルーフィングの端に水切り板金を設置することで、水が屋根材の内側へ入り込まず、下の方へ落ちるように施工することです。
水切り板金を取り付けた屋根と壁との境にコーキングをするためにマスキングテープを貼っていきます。
コーキングとは壁と屋根との間の隙間を防水目的で塞ぐ作業のことを言います。
コーキングの仕上がりはマスキングテープの貼り方で7~8割くらい決まると言われているので、マスキングテープはできる限り丁寧に貼っていくようにします。
マスキングテープと屋根の間をコーキングしていきます。
今回はシリコン系コーキング材を使用します。
シリコン系は耐水性・耐久性に優れています。
マスキングテープを剥がすと、
マスキングを丁寧にしたことによって、はみ出すことなくキレイにコーキングされていました。
これで、壁と屋根の隙間からの雨水の侵入は防ぐことができます。
今回の作業はここまでです。次回は、いよいよスレートを貼っていく作業からご報告する予定です。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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