奈良県上牧町で雨漏りする築38年の倉庫の大波スレート屋根を葺き替え
奈良県上牧町で築38年の倉庫屋根のことでお問い合わせをいただきました。
ご主人からのお電話では、
雨漏りしていることと、使わなくなった太陽熱温水器を撤去したいお考えのようで、現地に向かわせていただきました。
最終的には
大波スレートの
葺き替え工事をさせていただくことになったのですが、いずれにしましても太陽熱温水器を取り外さねばなりません。
今回は大波スレート屋根を葺き替える様子をご紹介いたします。
機械本体が非常に大きいものですので、分解しながら取り外していきます。
太陽熱温水器は30年から40年前に普及していた、時代の流れを象徴する機械であります。
最近では、太陽熱ではなく太陽光発電が主流になっているために、お使いになるお住まいが減ってきています。
我々は街の屋根やさんですから、どうしても太陽熱温水器や太陽光パネルに触れる機会が多く、自然と取扱いに慣れてしまっているのが現状です。
新しくなっていきます屋根の様子です。
工事前の様子に比べますと、別の建物の上にいるような錯覚を覚えますが、新しく葺き替えられますとこのように状況は変化していきます。
大波スレートを固定する際は、フックボルトと呼ばれる部材を使って、建物の鋼材に直接固定していきます。
屋根材の上に金具のようなボルトが、規則正しく付いていることがお分かりいただけますでしょうか。
定められたところに建物の鋼材が設置されていることが、隠れてはいても見えてきます。
太陽熱温水器も無事に撤去が完了し、新しく大波スレートが設置されました。
新しくなってシンプルな倉庫の屋根に生まれ変わりました。
ご主人のお話では、太陽光パネルを付けるか検討中だそうです。
屋根の
ケラバ部分のカバーもきちんと取り付けられています。
各所を点検し、止め忘れ、打ちミスがないかを入念に確認して、何もなければ葺き替え工事の完成です。
ありがとうございました!
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