天理市で地震に備え瓦撤去増し張りした野地板にルーフィング貼ります
天理市で
大型地震に備え、瓦屋根に不安があり
無料点検依頼をいただきました。
耐震性に不安があり、軽量化を図るため葺き替え工事を開始しました。
今回は増し張りした野地板に
ルーフィングを貼っていきたいと思います。
ルーフィングって言葉ご存じでしょうか?
あまり聞きなれない言葉ですよね。
皆さんが普段目にしている、屋根の下地に敷かれている防水シートの事を、ルーフィングといいます。
雨水などから家を守る重要な役割を果たしてくれているんですよ。
ルーフィングの主な役目は防水。
家の一番上の屋根建材にも、もちろん防水効果はありますが、それだけでは防ぎきれず雨水がどんどん浸水し、いずれは雨漏りや家の劣化を招きます。
どんなにいい屋根建材を使用しても、ルーフィングによる防水がなければ意味がありません。
一次防水的な役割として屋根建材があります。
雨水は屋根材の表面から雨樋へと流れ、雨樋を通り地面へと排水されます。
少ない雨量であれば下地に浸水する前に屋根材の防水機能で対応することも可能といえます。
日本は雨が多い国として知られています。
年間降水量は世界で2位の降水量なんですよ!!
ちなみに世界1位はフィリピンだそうです。
少ない雨量では、屋根材だけで対応できることも可能といえるといいましたが、日本には梅雨もあり
台風による激しい雨もありますよね。
梅雨や台風には、屋根材だけでは防水することはほぼ不可能です。
一定量を超えた雨量になれば、どうしても屋根材の下地部分まで浸水してしまうため、防水機能の高いルーフィングが二次防水の役割をしてくれます。
万一、ルーフィングがなければ浸水した雨水が家そのものを侵食し、腐食や劣化雨漏りといったトラブルが起きてしまいます。
ルーフィングの重要性お分かりいただけたでしょうか?
普段は屋根の下に隠れ目立たない為、目にすることも耳にすることも少ないですが、とても大事な建材です。
しかし、悪質な業者になれば目に見えないからと、手抜き作業をしがちなポイントでもあります。
やはり信用できる業者選びも必要です。
屋根のトラブルでも盲点になりやすい下地材。
雨漏りなどの際に、原因はルーフィングかな?と思えれば少しの補修作業で済んだりする場合もあります。
ルーフィングの耐用年数はおよそ20年程です。
皆様のお住まいは大丈夫ですか?
屋根の事なら、街の屋根屋さん奈良店へお任せください!!
さあルーフィングを貼り終え最後の仕上げ、屋根材を設置していきます。
今回使用するのはスーパーガルテクトです。
屋根のリフォームで使用される屋根材で最大のシェアを誇るスーパーガルテクト。
9時~18時まで受付中!
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