橿原市で2階建の瓦屋根の住宅の点検をしたことがない雨樋の無料点検
橿原市で
雨樋の全面交換をご検討中のお客様からメールで無料見積のお問い合わせを頂きました。
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メールには外観の写真が添付されていて、数社に見積もり依頼しているので
概算でいいので写真のみで見積もりしてほしいとのご依頼でした。
このようにおおよその金額が知りたいと思われる方はたくさんいらっしゃると思います。
でも、広さや場所・状態など1軒ずつ違います。
ざっくり見積もりしたとしても、実際に現場で調査した場合と大きく開きがあることが多々あります。
ですから、街の屋根やさん奈良店ではどのような現場であっても必ず直接現場調査をしてからお見積りを提示させていただいております。
点検から見積もりまではもちろん無料でさせていただきますので、
お気軽にお問い合わせくださいね。
無料点検についての詳細はコチラ
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街の屋根やさんの無料点検でお住い全体の不安も解消!
現場は
メールでお問い合わせくださったお客様の
ご実家ということで、とても立派な2階建の和瓦屋根の住宅でした。
築年数は40年以上経っていて、所々
傷みが目につくようになってきたとのことでした。
その中でも特に雨樋は今までメンテナンスらしいことをしたことが無く、腐食により
雨が降るとあちこちから雨水が流れ落ちるようになったということでした。
そのため、今回雨樋を全面交換しようと思われたそうです。
まずは階下から雨樋の状態を確認していきます。
雨樋を知らないという方は少ないとは思いますが、家の設備としてはあまり目立つ存在では
ないため、何か不具合が起こって初めて気にされる
。
それが雨樋なのではないかと思います。
でも、もし雨樋が無ければ・・・
・外壁に雨水がかかることで劣化の原因になってしまうこともある
・地面に雨水がたまることで基礎が劣化しやすくなる
などの可能性が生じてきます。
こちらは屋根の軒先に取り付けられた雨樋で軒樋と言います。
軒樋は屋根を流れてくる雨水を受け、地上に流す設備の事です。
軒樋で受けた雨水を地上に流すために設置されている縦型の雨樋が竪樋です。
雨樋の素材は、塩化ビニール製・銅製・ステンレス製などいろいろありますが、こちらの雨樋はブリキ製でした。
ブリキ
は薄い鉄板に錫をメッキしたもので、金属材料による雨樋が一般に普及し始めた
明治時代にはブリキ製の雨樋は
すでにあったようです。
それほど歴史の長い雨樋ですが、実はあまり耐用年数は長くありません。
メッキの錫が剥げてしまうと鉄板がむき出しになり、そこから錆が生じます。
こちらの雨樋は、メンテナンスされていないと言われていたことを考慮すると、
とても長持ちしている方だと思います。
こちらは1階の物干し場として利用されているテラスです。
波板屋根があり、雨に濡れないようになっています。
この波板屋根の端にも雨樋が設置されていました。
屋根の形状が複雑なため、とてもたくさんの雨樋が設置されていました。
はしごに上って雨樋の点検をしていきます。
屋根に段差があり、その分雨樋が複雑に交差していますね。
ただ、すごく腐食しているようには見えませんでした。
軒樋をよく見てみると、止まりの部分に飾りがついていました。
これは菊絞りといって、銅製の雨樋の軒樋を立ち上げて絞りながら菊の模様のようにするものです。
銅は柔らかいので加工しやすいそうですが、こちらの雨樋はブリキ製ですので、飾りとして取り付けられているものです。
おしゃれですね。
ブリキ製の雨樋も最近では少なくなっていますが、菊絞りを見かけることもほとんどありません。
雨樋の中には、木の葉がたくさん溜まっていました。
雨樋から雨水があふれ出す最も多い原因とも言えます。
雨樋は高位置にあるので、頻繁に確認することも難しく、なかなか気づくことができません。
雨樋が詰まって水の流れをせき止めることで過度な水圧がかかり破損してしまうこともあります。
屋根と屋根が合わさる谷部分にある谷樋にも沢山の枯れ葉が溜まっていました。
ひと通り点検を終えて、お客様にご報告させていただきました。
大きな破損などは見られませんでしたが、後日
お客様がご希望されていた
雨樋の全面交換の御見積書をご提示いたしました。
他社にも同様の見積もり依頼をされているとのことで、数日ご検討された結果、当社で工事をさせて頂くことになりました。
ありがとうございます。
次回は、
雨樋全面交換工事の様子をお届けします。
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