大阪でずっと気になっていたというトイレの床下の補修工事と内装工事
大阪市内に住む私の友人宅で行った工事
をご紹介しています。
ある日、
訪問販売の屋根業者がやってきて高額な屋根工事を勧められた
たことから、友人である私に屋根の無料点検を依頼してくれて
工事をすることになりました。
前回のブログでは
瓦屋根の漆喰詰め直し工事を行った様子をご紹介しました。今回は、友人が屋根よりずっと前から
気になっていたというトイレの床下の補修工事と内装工事
についてのブログです。
2年ほど前に羽アリが大量発生したことがあり、床下を点検してもらったそうです。
床下ではシロアリが見つかり、床板や柱が傷んでいたので補強を施してもらい、シロアリ駆除の処置もしたことで羽アリの発生も収束しました。
ただ、シロアリ業者の説明で
羽アリが発生した原因の一つに、数年前にリフォームしたトイレの施工不良による水漏れがあることがわかりモヤモヤしていたようです。
最近になって、トイレのクロスや床のクッションフロアが変色し、フカフカしていることに気付いたそうです。
また水漏れが始まったのか、床板や柱の傷みが進行しているのではないかと気になり始め、ちょうど屋根の問題があったので私に相談してくれました。
実際に点検していくと、友人が言っていたように床がとても不安定な状態になっていました。
表面上の水漏れは止まっているようでしたが、とても湿気が多く、床や壁にはカビが発生している箇所がありました。
床下に入って見てみると、確かに床面を補強した跡はありました。
ただ、問題のトイレの床下はコンクリートの壁に阻まれて見ることが出来ませんでした。
シロアリ業者もトイレの下の補修は出来ていないので、床を剥がしてみないと状態がわかりません。
トイレの床下を点検するためにはトイレを撤去しないとならないので、大掛かりな工事になってしまいますが、友人はトイレのリフォームが施工不良だったことがモヤモヤの種で、そのモヤモヤを無くしたいという気持ちがとても強く、トイレの工事をすることになりました。
工事を開始する前に、通路を丁寧に養生しておきます。
床はもちろんですが、家具にもしっかりとビニールシートを被せます。
それでは、トイレの工事を始めます。
まず初めにトイレの既存便器を撤去します。
変色していた壁の向こうはクローゼットでした。
クローゼットとの境界の壁を取り払います。
床を撤去してみると、床下の土台は
それほど深刻な状態ではありませんでした。
一旦、柱の一部を取り除き、新しい木材を施工しました。
床部分には木材を設置し、
柱を補強しました。
木枠を床一面に取り付け、床面を支える柱を補強しました。
新しいクッションフロアを張り付けて、新しい便器を設置しました。
便器は同じTOTOのタンク無しの
ネオレストから、タンク付きの
ピュアレストQRに代わりました。
同じ機種への変更も提案しましたが、少しでも工事費用を安くしたいということで
安価な便器を使用することになりました。
壁紙は白い無地のものから緑を基調とした可愛い壁紙を使用しています。
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