大阪でシロアリに腐食されたキッチンの床下補修工事と壁紙張り替え
大阪市内に住む私の友人宅に訪問販売の屋根業者がやってきたことから始まった一連のブログの最終回です。
前回のブログでは
トイレ補修工事の様子をご紹介しました。今回は、シロアリに腐食されたキッチンの補修工事とクロス張り替え作業のブログです。
トイレの横のキッチンの床下です。
床板が黒く変色し、傷んでいる箇所がどこかすぐにわかりますね。
以前、羽アリが大量発生した際にシロアリ駆除の業者が入って床板の補修をしたようです。
このコンクリートの壁の向こう側がトイレの床下ということになります。
傷んだ床下まで近づいてみましょう。
床下を支えている木材がシロアリとカビによってかなり腐食されていました。
下地の木材の腐食した箇所に細い木材が見えますね。
腐食によって開いた穴にベニヤ板を貼り、木材で押さえています。
トイレと反対側のキッチンの床下です。
下地材が傷み、
土台のコンクリートと下地材の間には隙間が出来てしまっていますね。
カビの発生などが見えないことから、
こちら側の床下の傷みは水漏れでは
なくシロアリによるものが大きいと判断しました。
以上の点検結果から、この機会に下地からしっかりと修理して安心したいとの友人の意向でしたので、下地の補修工事を始めていきます。
床下土台となる木材(大引と言います)の表面のシロアリによって腐食された部分を削り、新しい木材で補修します。
どの部分を補修したのか一見してわかりますね。
大引きに垂直に設置されている木材の事を根太と言います。
壁側の根太のかなり傷んでいた部分は新しい木材に交換して、セメントで隙間を埋めておきました。
シロアリによる腐食で、土台のコンクリートとの間に
隙間が開いていたトイレと反対側の床下には、セメントを塗り込んでしっかりと隙間を埋めました。
表面はシロアリで腐食していましたが、内部まで被害が及んでいなかったことが幸いでした。
最後に、キッチンの壁紙のクロス張り替え作業です。
張り替える壁紙を選ぶためのカタログを見て
、とても気に入ったものがあったと喜んでいました。
以上で、床下土台の補修とトイレ工事・キッチンのクロス張り替えまで、全ての
工事が終了しました。
友人は、モヤモヤの元
だったトイレが新しくなったことはもちろんですが、キッチンのクロスを貼り替えたことで、炊事
が楽しくなったそうです。
喜んでもらえて本当に良かったです。
最後の悩みの種である天井裏のネズミですが
、
工事終了時に
粘着のネズミ捕りを屋根裏に仕掛けたところ、早速かかったとか。
そこからしばらく、ネズミの足音は聞こえないと言っていました。
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