2026.04.01
門屋の歪みや瓦のズレを見逃さない!平群町で行った風格ある和瓦屋根の現地調査報告 「街の屋根やさん奈良店」です。大切なお住まいを守るため、日々屋根の健康診断に走り回っています。今回は、平群町にある立派な和瓦屋根の2階建て住宅にお伺いしました。お家の顔ともいえる立派な門屋や、敷地を囲…

今回のご依頼のきっかけは、生駒市にお住まいのお客様からいただいた「雨漏りはしていないけれど、屋根の重さが気になる」という一本のお電話でした。
現場に駆けつけ調査を行うと、築40年以上が経過した納屋の屋根は、長年の雨風や乾燥によって瓦を固定している「葺土(ふきつち)」が痩せ、瓦が全体的にズレて隙間が生じている状態でした。お客様は、近年の大型台風や頻発する地震のニュースを目にするたび、「もしこの重い瓦が崩れてしまったら」「古い納屋が地震の揺れに耐えきれなかったら」と不安を感じておられたそうです。
「思い出の詰まった納屋を壊したくはないけれど、高額な費用はかけられない。でも、家族や近隣に迷惑をかけないよう、とにかく軽く、丈夫な屋根にしたい」
そんな切実な思いを伺い、私たちは耐震性に優れ、コストパフォーマンスも高い超軽量屋根材「リッジウェイ」への葺き替えをご提案いたしました。お客様の「安心への第一歩」をサポートしたい、その一心で工事をスタートしました。





今回のお客様は、築40年以上が経過した納屋のメンテナンスをご希望でした。 もともとの屋根は、伝統的な「日本瓦(にほんがわら)」。その下には、瓦を固定するための「葺土(ふきつち)」がたっぷりと敷き詰められている「土葺き工法」でした。
お客様からは、 「長年の雨風で瓦がズレてきているし、何より地震の時にこの重さが怖い。安価で、かつ家への負担が少ない軽い屋根材に替えたい」 という切実なご要望をいただきました。
そこでご提案したのが、旭ファイバーグラス社の「リッジウェイ」です。
【専門用語解説:リッジウェイとは?】 ガラス繊維にアスファルトを浸透させた「アスファルトシングル」と呼ばれる屋根材です。瓦に比べて圧倒的に軽く、防水性・耐久性に優れていながら、コストパフォーマンスも高いのが特徴です。
まずは、古い瓦を一枚ずつ手作業で下ろしていきます。 瓦を剥がすと、その下からは長年屋根を支えてきた大量の「土」が出てきます。昔の屋根はこの土の重みで瓦を安定させていましたが、現代の耐震基準からすると、この重さは建物にとって大きな負担となります。
土をすべて土嚢袋に詰め、屋根を「すっぴん」の状態(野地が見える状態)に戻していきます。これだけで、屋根の重量は何トン単位で軽くなります。
瓦と土を撤去すると、「荒野地」と呼ばれる、昔ながらの木の板の隙間が見える状態になります。しかし、このままではリッジウェイを固定することができません。
そこで、新しい下地を作る作業に入ります。
垂木(たるき)を流す:屋根の骨組みとなる角材を等間隔に打ち付け、強度を高めます。
合板(ごうばん)を張る:その上に厚みのある構造用合板を隙間なく張り、平らで強固な「野地(のじ)」を完成させます。
これで、新しい屋根材をしっかり支えるための「強靭な土台」ができあがりました。
野地が完成したら、すぐに「ゴムアスルーフィング」を敷き詰めていきます。
【専門用語解説:ゴムアスルーフィングとは?】 ゴムアスファルトを使用した高品質な防水シートのことです。タッカー(大きなホチキスのようなもの)の針穴もしっかり密着して塞いでくれるため、雨漏り防止には欠かせない非常に重要な部材です。
屋根材そのものよりも、実はこの「防水シート」が雨漏りから家を守る主役と言っても過言ではありません。
いよいよ主役の「リッジウェイ」を貼っていきます。 独特のグラデーション模様が美しく、納屋とは思えないほどモダンで落ち着いた外観に変わっていきます。
棟(むね)やケラバ(屋根の端):強風で飛ばされないよう、専用の板金(ばんきん)を使ってガッチリと納めます。
下屋根の壁際:壁と屋根が接する部分は、雨漏りが最も起きやすい場所です。ここには加工した板金を取り付け、さらに**「コーキング処理」**(防水性の樹脂で隙間を埋める作業)を施して、水の侵入を完全にシャットアウトします。
今回の工事を経て、お客様からは「見た目が綺麗になったのはもちろん、これで地震が来ても安心できる」と大変喜んでいただけました。
ここで、日本瓦からリッジウェイなどの軽量屋根材に替えるメリットをおさらいしましょう。
耐震性の向上:屋根が軽くなると建物の重心が下がり、地震時の揺れが大幅に軽減されます。
建物寿命の延長:柱や梁にかかる定常的な負荷が減り、建物全体が長持ちします。
優れた防水・耐風性能:最新のシート状屋根材は、瓦のようにズレたり割れたりする心配がほとんどありません。
コストとデザインの両立:リッジウェイは瓦に比べて安価でありながら、洋風・和風どちらの建物にも馴染む高いデザイン性を持っています。
「うちの屋根は大丈夫かな?」「瓦を下ろして軽くしたいけれど、いくらくらいかかるの?」 そんな不安や疑問をお持ちの方は、ぜひ街の屋根やさん奈良店にご相談ください。
私たちは、無理な営業は一切いたしません。お客様の大切なお住まいの状態を正しく診断し、最適なプランをご提案いたします。生駒市の皆様からのお問い合わせを、心よりお待ちしております!
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