奈良市で築30年の棟瓦の修繕工事で漆喰の詰め直しを行います
2021.07.18
奈良市で築30年の修繕工事でと漆喰の詰め直しを行います。屋根の一番上に位置する棟瓦は雨や風の影響を一番受ける箇所となります。一番傷んでしまうということです。定期的な点検とメンテナンスで雨漏りなど屋根の被害を未然に防いでいきましょう！では工事の様子をご覧ください！！ 足場設置、二階…
葛城市で棟の漆喰から苔が発生しているため、詰め替え工事を行います
今回お問い合わせを頂きましたお住いは、三角屋根、切り妻屋根と呼ばれる形状の瓦屋根です。
瓦屋根は非常に割れやすくなっているので、踏み間違えのないように調査を行わせていただきました。
三角屋根は屋根面が二つ存在し、屋根面と屋根面がつながる箇所に大棟と呼ばれる棟が一つ存在します。
今回はその棟に使用されている漆喰の調査です。
それでは細かく見ていきましょう！！
左の写真を見てもらうと分かるように、漆喰の変色が見受けられました。
屋根に使用されている漆喰は室内で使用される漆喰よりも耐候性が高くなっていますが、屋根の上は夏の高温、冬の低温、猛烈な紫外線や強風に大雨と過酷な環境ですので、年数が経つと、どうしてもこのように傷んできてしまいます。
下屋根の棟も大屋根同様で一か所となるので、こちらの棟の漆喰を見させていただきました。
上の写真はご連絡を頂いくキッカケとなった、苔の様子になります。
苔はこのように影になっている箇所に、とても繫殖しやすくなっています。
その理由は日当たりがいい箇所は雨が降ってもすぐに乾くのですが、日当たりが悪い北側などはどうしても雨水が乾きにくくなっているからです。
苔は繫殖スピードが早いため、すぐに一面を覆ってしまう可能性があるので、苔を見つけられた際は早めの処置を行わなければいけません。
瓦屋根は耐用年数が長く、漆喰は瓦につきものと言っていいほど伝統的な瓦の施工材料となりますが、漆喰は瓦ほど耐用年数は長くありません。
今回は漆喰の変色や苔、劣化が見受けられたため、漆喰の詰め替え工事を行わせていただくことになりました！！
大屋根はこのように仕上げることができました。
漆喰の詰め替え工事の流れは、始めに古くなった漆喰を取り除かせていてただき、清掃を行います。
清掃を行い綺麗になった箇所には、新しい漆喰を詰めさせていただき完成です。
細かい箇所も隙間を作らないように丁寧に塗らせていただき、表面はきれいにならしました。
しっかりと苔を取り除かせていただき、新しい漆喰を詰めさせていただきました。
使用させていただいた漆喰の種類は、近年使用度が高い「南蛮漆喰（なんばんしっくい）」になります。
また機会があればどうぞよろしくお願いします。
街の屋根やさん奈良店では、屋根工事だけではなく漆喰工事や雨樋工事など様々な工事を行わせていただいております。
無料での調査やお見積りも行っていますので、是非ご活用下さい。
街の屋根やさん奈良店 電話番号 0120-303-884
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