奈良市で屋根補修、定期的な補修作業が屋根や建物の寿命を延ばします
2022.03.22
奈良市で購入された中古住宅の外壁塗装工事と建物全体のメンテナンスを開始しました。前回のブログでは、外壁塗装工事前の洗浄作業の様子をご紹介しました。今回は、瓦屋根の補修作業を行います。 無料点検時の屋根の様子 屋根の素材は平板瓦でした。平板瓦はフラットという英語の頭文字からF瓦とも…
奈良市で古くなった2階のベランダ防水工事をウレタンで施工します
無料点検をさせていただきましたが、経年劣化は否めない状態でできるだけ早い段階でのメンテナンスをご希望でした。
思い切ってベランダ防水の全面工事をご提案させていただきました。
工事の内容については、最近主流になってきているウレタン防水を進めさせていただき、お客様もあらかじめご勉強されていたようで、意見がピッタリ合いました。
工事費用についても想定内の金額でおさまったようなので、ご縁があって任せていただくことになりました。
今回は刷毛とケレンを使って、丁寧に手作業で綺麗にしていきます。
ベランダ防水工事を始める前にまず大切なのが、下地調整作業になります。
もちろん仕上げ作業も大切ですが、それ以上に下地調整作業は大切であると言えます。
ベランダ全体を隅々まで綺麗にし、スムーズに水が流れていくように勾配がちゃんと取れているか、ベランダ全体を整えてまいります。
通称「ドレン」と呼ばれているもので、大抵のベランダ防水にはこのような排水口が設けられています。
このドレンからベランダに溜まった水を排水していきますので、どうしても水の流れが集中して傷みが進みやすいところであります。
この部分にあらかじめウレタン素材のシール打ちを行っていきたいと思います。
多すぎず、少なすぎずの適量を絞り出し、防水していきます。
細かいクラックやひび割れが起きていることも十分に考えられますので、あらかじめ水の抜け道であるドレンに防水処理を施しているのです。
万が一、このドレンのどこかにクラックが入っていて水の抜け道ができていたとしたらどうなるでしょうか？
その水が室内に回ってきたならば、それがすなわち雨漏りですね。
お客様の心配されている雨漏りにならないようにしっかりと防水をさせていただきます。
一度は耳にされたことはあるかと思いますが、「シーラー」と呼ばれる下塗り材を塗布していきます。
新しく防水層を上塗りしていくために、古い防水層とのつながりを強くするための接着剤を塗っていくわけなのです。
下塗り材を塗布することで、仕上がりはもちろんですが、耐久性に圧倒的な違いが出てくるのです。
ベランダ防水壁面の立ち上がり部分から順番に塗っていきます。
ウレタン防水が人気の理由として、主が塗料でできていますので複雑な場所でも施工がしやすく、既存の防水層に対して重ね塗りが可能であるということです。
ウレタン防水の特徴としては、塗料のように思えますがある程度の厚みを考えながらベランダ防水層を作っていく作業になります。
写真で見てもお分かりのように艶っぽい仕上がりになっていますね。
防水層の厚みはおおよそ3ミリくらいで、簡単そうに見えますが均一に塗り重ねるのは職人芸です。
ベランダ防水の大切なところですね！
表面に周囲の景色が反射して写っていることからも、鏡面に近いような仕上がりになっていますね。
また、比較的低コストでできることもあって、人気の防水工事になってきています。
一番水の流れが集中するドレン廻りも丁寧に仕上げていきます。
ウレタン防水層は防水性はあっても、紫外線にめっぽう弱いので、紫外線や雨風から守ってあげなければいけないのです。
床面にはできる限り凹凸がなくなり、あらためて勾配も調整させていただきました。
ウレタン防水独特のつなぎ目のない、艶っぽい綺麗な仕上がりになりました。
お客様もベランダ防水工事完成の様子をご覧いただきまして、拍手してお喜びいただけました。
雨漏りに対する不安もこれで解消ですね！
任せていただきまして、本当にありがとうございました！
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