強風で
飛んでしまったベランダ屋根の波板を張り替えたいとのお問い合わせをお電話で頂きました。
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これぐらいなら自分で・・・
』と思われる気持ちは良く分かります。
ありました。
破損した屋根材です。
よく見かけるベランダの波板屋根には、大きく分けて石油由来の樹脂製と金属製が
あります。
今回は、樹脂製の波板屋根について少し触れてみたいと思います。
樹脂製の波板屋根の素材には、ポリカーボネート製(ポリカ)と塩化ビニール製(塩ビ)・アクリル製などがあります。
透明から半透明・あるいは色付きの樹脂製で、見た目にはほとんど違いはありません。
でも、特徴や耐用年数に大きな違いがあります。
塩ビは、安価で加工性が良く、ハサミで簡単に切れるためDIYによく使われます。
ただし、耐用年数は1~3年と短く、劣化とともに柔軟性が失われて割れやすくなります。
アクリルの最大のメリットは、ガラスを凌ぐ透明度と破損してもガラスのように飛び散らないことです。
耐用年数は10年~15年程度です。
ポリカは、強度が高く、ガラスの約200倍・アクリルの約30倍の衝撃性を持っています。
耐用年数は15年以上です。
波板屋根は全体的に劣化によって脆くなっており、少しの衝撃でも破損してしまう可能性がありました。
波板屋根の割れた部分以外は大きな不具合が無いように見えますね。
大きく割れて穴の開いた部分以外にも小さなひびや隙間が多々あり、強風によって波板が煽られたことで波板を固定していたフックボルトも浮いてしまっていました。
割れた部分だけ交換したいと希望されていましたが、当店としては、波板の全面張り替えをご提案しました。
による屋根工事に火災保険が利用できることがあるのですが、知らない方も多いと思います。
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波板を交換する工事をご依頼頂きました。
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