2026.10.26
天理市にお住まいのお客様より「母屋と離れの間に波板を張って物置として使っているのだが、雨漏りがして困っている」とご相談をいただきました。 現地に伺い点検してみると、落ち葉が大量に溜まっているだけでなく、離れ側の和形瓦や壁際のノシ瓦(屋根の頂部や壁際などの雨仕舞のために積む瓦)が大…
現場に到着して真っ先に目に入ったのは、トラックが接触してしまったという塀のコーナー部分でした。
衝撃の大きさを物語るように、角部分の瓦は木っ端微塵に割れており、屋根の頂点部分を保護している「棟瓦(むねがわら)」までもが大きく崩れ落ちてしまっていました。
棟瓦とは、屋根や塀の頂上部分に積まれている瓦のことで、雨水の侵入を防ぐ極めて重要な役割を持っています。この部分が崩れてしまうと、雨水が内部に染み込んで土台や塀自体の劣化を早めてしまうため、早急な対処が必要です。
事故が起きた角の補修にとどまらず、塀全体の安全性を確認するため、その他の部分も丁寧にお点検させていただきました。
すると、今回事故があった場所だけでなく、過去に車が当たったと思われる痕跡や、何らかの衝撃で割れてしまったと思われる「軒瓦(のきがわら)」が数か所にわたって見つかりました。
軒瓦とは、屋根や塀の先端(先端のフチ部分)に取り付けられている瓦のことです。日常的には気づきにくい位置にありますが、細かなヒビや割れを放置しておくと、強い風が吹いた際に落下して思わぬ危険を引き起こす可能性があります。
さらに詳しく確認を進めていくと、他の角部分にある「隅巴瓦(すみともえがわら)」も割れていることが判明しました。
隅巴瓦とは、塀や屋根の角の先端部分に設置される、丸みや模様がついた装飾兼用の特別な瓦のことです。この部分は構造上、どうしても外側へ少し出っ張る形状になっています。
そのため、狭い道を通るトラックや大型車が曲がり切る際、荷台やサイドミラーなどをうっかり引っ掛けやすい箇所なのです。お寺の周辺道路や境内の参道などでは、特に車との接触トラブルが起きやすいポイントといえます。
現地調査を終え、確認した被害状況を写真とともにわかりやすく整理してお寺様へご報告いたしました。
そして、安全を最優先に確保しつつ、大切な塀の美観と耐久性を取り戻すため、崩れてしまった棟の補修工事および割れた各所の瓦交換に関する御見積書を作成し、ご提案させていただきました。
街の屋根やさん奈良店では、突然の事故や暴風雨による突発的な瓦の破損トラブルにも迅速に対応しております。「少しだけ割れているけれど大丈夫かな」「どこに頼めばいいかわからない」といった小さなご不安でも構いません。御所市をはじめ奈良県内で屋根や塀の瓦トラブルにお困りの際は、ぜひお気軽に当店へご相談ください。
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