2026.10.27
御所市にある歴史あるお寺様より、突然のショッキングなお問い合わせをいただきました。「境内の塀にトラックが接触してしまい、角の瓦が大きく壊れて大変なことになっているので一度見に来てほしい」というご相談です。お寺の塀は参拝者様や地域の方々の目に触れる重要な場所であり、崩れた瓦を放置す…
現地調査を行ったところ、雨漏りの原因は折板(せっぱん)屋根の軒先部分にありました。折板屋根とは、金属板を折り曲げて強度を高めた構造の屋根で、主に工場やガレージ、一般住宅の屋根にも広く使われています。この折板屋根の裏側には、結露を防ぐための保温材として裏貼り(ペフ)と呼ばれるスポンジ状の断熱材が貼り付けられています。
今回のお宅では、この裏貼りが軒先部分から少しはみ出してしまっていました。普段の雨なら問題ありませんが、強い風を伴う吹き降りの雨が降ると、はみ出たペフに雨水が触れて吸い上げられ、板金との間にどんどん浸入してしまいます。その吸い込まれた水が伝い、結果として室内へ届く雨漏りへと繋がっていたのです。
原因が特定できましたので、さっそく雨漏り対策の補修工事にとりかかります。
まずは作業スペースをしっかり確保するため、軒先やケラバ(屋根の側面の端部分)に取り付けられている幕板(まくいた)板金を丁寧に取り外します。幕板板金とは、屋根の端部分を覆って見た目を整えたり雨水の浸入を防いだりする化粧板のことです。
続いて、屋根から流れてくる雨水を受け止める軒樋(のきどい)を取り外します。軒樋が設置されたままだと手元での細かい作業や部材の加工ができないため、傷つけないよう一旦取り外して作業に備えます。
実は、今回のような「軒先からはみ出た裏張り(ペフ)が雨水を吸い上げて発生する雨漏り」は、非常に珍しい事例です。単に屋根の表面を眺めているだけでは、本当の原因を見抜くことは困難です。このような特殊なトラブルを正確に特定し、適切な対策を打つことができるのは、過去の豊富な施工実績と現場で培った深い知識・経験があってこそです。
街の屋根やさん奈良店は、創業51年の実績と確かな経験を持つ屋根工事店が運営しております。どんなに難しい雨漏りの原因でも徹底的に探求し、お客様に最適な施工方法をご提案いたします。吹き降りの雨のたびに雨漏りを心配するストレスはもうありません。これからは安心してお住まいでお過ごしいただけます。屋根のちょっとしたお悩みや原因不明の雨漏りでお困りの方は、ぜひお気軽に「街の屋根やさん奈良店」へご相談ください!
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