生駒市で緩勾配の屋根の雨漏り発生でSOSのご連絡が入りました。

オンライン相談からで、屋根の状況をお聞きしすぐに現場調査で出向しました。

オンライン相談は気軽に相談できるととても喜ばれるサービスとなっています。

現場調査についてはお住まいの位置やスケジュールにより多少お日にちをいただくこともございます。

現場調査から見積もり作成を行い工事説明とご提案。

ご依頼をいただきご契約となります。

屋根だけでなくベランダや雨樋の補修工事も一緒に行いました。
では、工事の様子をご覧下さい！！

工事開始から防水紙設置まで

工事は解体作業から始まります。

雨漏りは下地部分もしっかりと補修しないといけません。
野地板は雨水を吸水している部分は張り直しを行います。

今回使用した防水紙は改質アスファルトルーフィングでTAJIMA社のP-EX +です。

防水紙の中でも高性能で雨漏りを起こしにくく高品質です。

立平葺きとケラバ板金

立平葺き替えを行います。

立平は金属屋根材で金属を折り曲げ固定していきます。
折り曲げた締結部を嵌め込んでいくことで固定していく方法です。
「嵌合式」と言います。

似たような葺き替えで「瓦棒葺き」もありますが、接続部分に芯木を用いるため木の腐食の懸念があります。

立平葺きは屋根にそって雨水がスムーズに流れため緩勾配の屋根にも施工可能なのです！！

ベランダは骨組みから補修しポリカーボネートを設置

ベランダの屋根と骨組みは劣化し錆びつきを起こしています。

骨組みを新しく設置し強度の高いポリカーボネート波板を設置します。

柱と柱の間に壁がないので3方向から風の影響を受けやすく破損や飛散などが起こりやすいのです。

ポリカーボネート波板は耐用年数が10年と長いのでバルコニーやカーポートの屋根にお勧めです。

雨樋の取り替え交換工事

雨樋の取り替え交換も一緒にしていきます。

雨水の排水機能を担う雨樋、これからの時期（梅雨）はほぼ毎日稼働してくれています。

梅雨に限らず雨の多い日本では年中稼働している部分です。
稼働しているということは劣化が早く定期的にメンテナンスを行わないといけません。

雨樋は部分補修も可能です。
今回は全体的に劣化していたため全面交換を行いました。

屋根の工事を一緒に行いことで時間やコストカットもできます。

屋根の葺き替え工事とバルコニーの補修工事、雨樋工事が完了しました。
緩勾配と少し特殊な屋根ですがきちんと施工すれば問題ありません。
雨漏りを起こさない屋根に生まれ変わりました。
ありがとうございました。

工事の様子を場面ごとにご紹介しているブログはこちら。