2026.07.04
奈良市にある大型商業施設のオーナー様より、建物の長期維持に向けた屋根の全体点検をご依頼いただきました。こちらの施設は築年数が経過していることもあり、これまでに部分的な修繕は行ってきたものの、屋根全体の正確な劣化状況や、今後の抜本的なメンテナンス計画について専門的な見地から診断して…

桜井市にお住まいのお客様からいただいたのは、屋根から瓦の破片が落ちてきたので、屋根を見て欲しいとのご依頼を受け、点検してたところ「セキスイかわらU」が葺かれており、経年劣化で瓦が多数割れており、表面塗膜も褪せてしまっていることから、瓦の寿命ですので葺替工事を提案させて頂きました。
もとの屋根が瓦棒でその上からカバー工事で「セキスイかわらU」を葺かれているので、かわらUのみ撤去して、瓦棒の上に新しく野地を作成して緩い勾配の屋根なので、軽量で緩勾配にも強い「立平葺」を提案させていただき、街の屋根やさん奈良店で工事させて頂くこととなりました。





屋根に上がって確認すると、傾斜が緩やかな「緩勾配(かんこうばい)屋根」に、波型の屋根材「セキスイかわらU」が葺かれていました。表面の塗装はほとんど剥がれて色ムラだらけになり、あちこちに縦や横のひび割れが走っています。少し体重をかけただけでも欠けそうな、危うい状態でした。
このかわらUは、かつて大量に普及した屋根材ですが、実は製造時期によって耐久性に大きな差があります。今回のお宅に使われていたのは、健康への配慮からアスベスト(石綿)を使わなくなった時期に作られた製品で、代わりに使われた素材の強度が十分でなく、経年で非常にもろくなりやすいという弱点を抱えていました。表面の色ムラやひび割れの多発は、まさにその劣化のサインだったのです。
お客様は当初「割れているところだけ交換できないか」とご相談されていました。しかし残念ながら、このセキスイかわらUはすでに生産が終了しており、同じ瓦を新しく仕入れることができません。割れた部分だけを差し替える「部分補修」という手段が使えない以上、屋根全体をすべて新しい屋根材に取り替える「葺き替え工事」以外に、雨漏りを防ぐ方法はありませんでした。
アンテナの支柱や棟(屋根の頂上部分)を固定している釘にも浮きが見つかっており、屋根全体が長年の風雨で弱っていることがうかがえました。お客様には現状を包み隠さずお伝えし、耐久性の高いガルバリウム鋼板を使った「立平葺(たてひらぶき)」への全面葺き替えをご提案し、ご契約をいただきました。
工事はまず、ボロボロになったかわらUを一枚ずつ丁寧に剥がすところからスタートしました。手で軽く持ち上げただけで粉々に崩れてしまう瓦もあり、これほど脆くなっていたとは想像以上でした。台風による飛散が起きる前に工事に着手できたのは、不幸中の幸いだったと言えます。
撤去を進めていくと、かわらUの下からもう一つの屋根が現れました。金属の板を縦に並べ、継ぎ目に木の棒を被せて雨を防ぐ「瓦棒(かわらぼう)屋根」です。当時のかわらUは「既存の屋根の上から重ねて施工できる」ことが売りだったため、下地の瓦棒屋根がそのまま残されていたのです。今回はこの古い屋根をすべて撤去し、新築同様のまっさらな状態から作り直していきます。
木の下地が整ったら、「アスファルトルーフィング」という防水シートを屋根全体に貼っていきます。実はこの防水シートこそが、雨漏りを防ぐ最も大切な役割を担っています。万が一表面の金属屋根から雨水が入り込んでも、このシートが家の中への浸水を最終的に食い止めてくれるのです。
防水シートの施工後は、屋根の先端に「唐草(からくさ)水切り」という金属部材を取り付けます。屋根を伝ってきた雨水が下地の裏側に回り込むのを防ぎ、雨樋へとスムーズに流し込むための重要なパーツです。
セキスイかわらUから立平葺きへの葺き替え工事が、すべて完了しました。縦のラインがすっと通ったシンプルな見た目は、以前とは見違えるほどモダンな印象になっています。見た目の変化だけでなく、屋根の内側にはスタイロフォームの断熱材と新しい防水シートがしっかりと入っているため、これからの夏や冬も格段に過ごしやすくなるはずです。
「うちの屋根も色ムラが出てきた気がする」「破片が落ちてくるようになった」「次の台風が心配」。そんな小さな違和感でも、大きな被害につながる前のサインかもしれません。街の屋根やさん奈良店では、桜井市をはじめ奈良県内全域で屋根の無料点検・お見積もりを承っております。お客様のお住まいの状態に合わせた最適なプランをご提案いたしますので、街の屋根やさん奈良店へどうぞお気軽にご相談ください。
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