生駒市で築50年以上の古民家の和風門の屋根瓦を補修していく工事
2021.05.07
生駒市で築50年以上の古民家にお住いのお客様より補修依頼をいただきました。前回は母屋の瓦屋根の破損部分と棟瓦を補修していきました。今回は立派な和風な門の屋根にある瓦を補修していきます。それでは、今回の補修工事の様子を紹介していきます。 本格的な和風門 今回はこちらの門の屋根を補修…
奈良市でお地蔵さまの和瓦屋根の補修で漆喰詰め増し工事をしました
以前に工事をさせていただいたお客様からのご紹介で、お地蔵さまのお堂の補修工事になります。 お客様はこちらの地元の自治会長様なのですが、度重なる自然災害の被害をテレビで見られていて、たまたま被災されたお地蔵さまをご覧になられたそうです。 万が一のことがあると縁起でもないですが、バチがあたると思い、知り合いの方を通じて弊社とご縁があったというわけです。
奈良市 漆喰詰め増し,漆喰詰め直し
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 漆喰詰め増し,漆喰詰め直し
- 施工期間
- 1日間
- 使用材料
- 漆喰
- 築年数
- 築50年
- 保証年数
- 10年
- 工事費用
- 10万円
Ｋトラックを前に止めさせていただきまして、作業開始になります。
脚立をかけさせていただきまして、早速屋根の上に上がらせていただきます。
土がこぼれ落ちて、瓦の上に散乱しています。
瓦自体に損傷はありませんので、漆喰を詰め直していけば大丈夫そうですね。
紐丸瓦が少しずれているようにも見えます。
漆喰の方も経年劣化で少し痩せてきています。
瓦のズレや歪みは見受けられませんね。
綺麗に葺かれているのではないでしょうか。
瓦屋根の上に上がらせていただきますと、どうしても屋根のアラさがしのようなことをしてしまいます。
一種の職業病ですね。
瓦のズレは見受けられませんが、やはり漆喰の方が腐食して土がこぼれ落ちています。
瓦の状態は良くても、だんだんと不安定になっていってしまう原因になります。
漆喰の詰め直しと詰め増し作業が必要であると判断し、補修工事をさせていただきます。
棟部からケラバにかけて、漆喰を詰め増しさせていただきました。
鬼瓦の周辺も漆喰をもりもりに詰め増しさせていただいております。
熨斗瓦の周辺、つまり面戸のところに漆喰を詰め直しさせていただきました。
白漆喰が際立って、瓦の状態が良くなっている印象ですね。
このように和瓦屋根には必ずと言っていいほど、漆喰の詰め直しや詰め増しといったメンテナンスが付いてまわります。
定期的に補修を施していくことで、お地蔵さまにも安心していただけるお堂が維持できるのではないでしょうか。
これも何かのご縁ではないかと自分に言い聞かせて、粗相のないように、丁寧にお仕事させていただくことができました。
心より感謝いたします。
合掌！
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